ヌサンタラブログ
2024/08/17 08:00
独立記念日「MERDEKA(ムルデカ」の日」はインドネシア国民にとって最大の祝日であり、各地で様々な催しが行われます。
インドネシアは約300年にわたるオランダの植民地支配、そして約3年間の日本の支配を経て、1945年8月17日、独立とインドネシア共和国の建国を宣言しました。今年で独立79周年を迎えます。
インドネシアでは、建国にあたり「パンチャシラ」と呼ばれる五原則を掲げています。
インドネシア人としてどう生きるべきかを示す、アイデンティティのようなものです。
①唯一神への信仰
→インドネシアではなにかしらの宗教を信仰しなければなりません。日本でいうマイナンバーカードのような、インドネシアの身分証明書にも信仰している宗教が必ず記載されます。
②公正で文化的な人道主義
③インドネシアの統一
④合議制と代議制における英知に導かれた民主主義
⑤インドネシア国民に対する社会的公正
です。
建国の父といわれているスカルノ初代大統領(第三夫人がデヴィ夫人です!)が、さまざまな宗教や地域に帰属する300を超える民族をまとめて、インドネシア独立を目指そうとした1945年6月1日の演説で述べられたのが始まりとされています。「Bhinneka Tunggal Ika(インドネシア語で多様性の中の統一)」という言葉がインドネシア独立後に国是とされました。
民族が違えば使われている言葉も違います。インドネシア語はすべてのインドネシア国民を一つにするための共通言語として使用されています。世界第4位の人口を抱えながら、宗教や民族が異なるインドネシア。
日本と同じ島国ですが、経済の成長スピード、インドネシア人の朗らかさや温かさ、訪れる度に学びがたくさんあります。
首都も「ジャカルタ」から「ヌサンタラ」に変わります。
インドネシアの未来、楽しみですね。
これからも私たちヌサンタラは日本とインドネシアを繋ぐ架け橋として活動していきます!
【お問い合わせ先】
OEM/オリジナル商品開発も承っております。お気軽にお問合せください。
いずれも24時間以内にご返信いたします
Contact nusantara|ヌサンタラ
Mail nusantara.jp.id@gmail.com
Instagram こちら